転職活動の留意点

転職を希望する女性エンジニアにとって大きな悩みとなるのは、転職先の企業でどのような働き方ができるかという問題です。育休などの福利厚生が整っていても、配属先の現場や状況によっては取得しづらいようなことがあり得るからです。
このため、まずは自分自身のライフプランをある程度検討してから転職活動を開始すると良いでしょう。場合によっては面接の時点で、自分がどのような働き方をしながら会社に貢献したいと考えを伝える方がミスマッチを防ぎやすいと言えます。
「自分のプライベートに関する意見を言ったら、転職がうまくいかないのでは」と感じる方もいるかもしれませんが、このような問題は男女の性差に限った話ではありません。例えば、企業側が「優れたマネージャー・技術者として、責任のある仕事を継続して引き受けてくれる人が必要だ」と考えて求人を出したのに、「あまり負担がなく定時勤務の仕事を担当したい」と希望する人を雇ってしまったのでは、考え方の違いから問題が発生する恐れがあります。そのような問題を回避するためにも、隠することなく自分の意志や目標を開示することは大切です。
その上で転職活動をスムーズにするためには、「自分自身が具体的にどのような経歴や技術を有しているか」を明白に示すと良いでしょう。IT業界では様々な分野の専門家がチームを作り、それぞれの仕事を担当することが多いため、「どういった規模のチームで、どのような作業経験があるか」という情報が、その人の実力や能力を示す指針となり得ます。より配属のミスマッチを防げることでしょう。